【ペイジェント】洗替(オート)の結果のcsv確認方法

ペイジェントの洗替オートの結果CSVの見方を説明します。

洗替オートの結果が出るのはいつ?

洗替オートの結果が出るのは毎月20日くらいです。

担当者宛にペイジェントから

ファイル一括処理完了のお知らせ(受付番号:*******)

というメールが届きます。

このメールの中に受付番号でcsvファイルを落とす事が出来ます。

毎月1日時点のペイジェントに保存してあるカード情報全てが対象となり、20日に全てのカードの結果が出ます。

昔にユーザーが登録したカードの洗替対象となりますので、数はどんどん膨大になっていってしまいます。

出来るだけ、ユーザーが退会したらカード情報も削除するのがいいと思います。

洗替の結果はどこから落とす?

洗替のcsvの落とす場所ですが、ペイジェントオンラインから落とす事が出来ます。

洗替のメールが20日にペイジェントから届いたら

ペイジェントオンラインにログインして、右側のメニューからファイル処理を選びます。

ファイル処理をクリックすると、ページ内に

取引結果ファイルダウンロード

の項目があります🔻

この中の

受付番号

にメールで送られてきた受付番号を入れて検索をします。

すると検索結果が出ますので、該当のcsvをダウンロードする事が出来ます。

洗替結果CSVの見方

csvを開いて見ると、ただただひたすら数字が羅列してあり意味がわからないと思います。

このcsvは3部構成になっていて

ヘッダー

BODY

フッター

の3つからなります。

まずヘッダーの見方です。

ヘッダーはcsvの1行目です。

csv1行目が🔻のようになっていると思います。

1 24 12345 555678 20191201 20191220 0

ヘッダーの説明ですが左から

・レコードID(1固定)

・取引種別(24はファイル決済の事)

・マーチャントID(マーチャントに一意な数字)

・受付ID(受付時に割り振られる数字)

・受付日(毎月1日)

・処理日(毎月20日)

・処理結果(0が成功、1なら失敗、普通は0です)

こうやって見ると、csvファイルの情報をヘッダーに記載してある事がわかります。

次にBODYの見方

body部ですが、ここは会社によっては数千行になると思います。

ペイジェントに保存してあるカード情報全てが対象となるので、昔のカード情報も全て洗替対象となるのです。

もしカード情報の洗替が全カードやるのがダメな場合は洗替マニュアルでやるしかありません。

洗替オートだと、全カードが対象となります。

それではBODY部の見方です。

csvファイルのBODY部は🔻のようになっていると思います。

3 371 44444444 5 0 0
3 397 55555555 4 0 0
3 151 6666666 0 1 1

左から説明します。

・レコードID(3固定、一番左が3ならBODYという事)

・サイトID(複数サイトを登録しているときはここに数字が出ます、サイトが1つの場合は空白)

・顧客ID(ここは店舗毎に自分達で決めた顧客IDが振られます、顧客に番号を振っていればその数字)

・顧客カードID(カード毎にペイジェントが振る番号)

・有効性判定結果(0が有効性OK、1が有効性NG、2がカード会社照合エラー、3が請求停止、4がカード会社契約なし、5が有効性チェック非対応カード会社、9がペイジェント照合エラー)

・カード番号更新サイン(0なら変更なし、1ならカード番号の洗替しましたという意味)

・有効期限更新サイン(0なら変更なし、1ならカードの有効期限を変更しましたという意味)

こうやって見ると色々わかってきます。

まず大事なのが左から5番目の

「有効性判定結果」

ここが全部0なのが理想ですが、実際はカード会社によってエラーが出たり、ペイジェント側でエラーが出たりで4と5が多数でます。

9が出る場合はペイジェント側でのエラー

4のエラーは、私が調べた感じだと、楽天カードやオリコカードが多数でした。

会社によって洗替に対応していないのでしょう。

一番大事なのは一番左の

「有効期限更新サイン」

ここが1だとガッツポーズして下さい。

顧客のカードの有効期限が自動で延長されたという事です。

カードの期限切れのタイミングでサイトから退会する顧客は多いので、そうゆう退会を防ぐ事が出来たという事です。

左から2番目の

「カード番号更新サイン」

ですが、カード番号が変わるとかあるの?と思われるかもしれませんが、カードが盗難とかにあうと番号の末尾2桁だけ変更する事が時々あります。

そのような時にカード番号がかわります。

フッターの見方

最後にフッター部の見方です。

フッターはcsvの結果を表示しています。

csvの一番下の行が🔻のようになっていると思います。

4 1550 762 10 778 19 112

左から説明します。

・レコードID(4固定、4ならフッター)

・レコード件数(bodyの全件数、洗替した全件数の事)

・OK件数(有効性判定が0の件数)

・NG(有効性判定が1の件数)

・エラー件数(有効性判定が0と1以外の件数)

・カード番号更新件数(カード番号の洗い替えした件数)

・有効期限更新件数(有効期限を更新した件数!!)

そのまんまですが、今月の洗い替えの結果がフッターに書かれています。

上の例だと、全件数が1550件だけど、今回有効性期限の変更があったのは112件だけだよーという意味になります。

NGやエラー件数も多いですが、この辺は顧客のカードの問題だったり、カード会社の問題だったりなので、こちらとしては何も出来ません。

一番大事なのは有効性期限の更新(洗替)なので、ここの数字が5だったら5人の退会を防いだと言っても過言ではないです。

結論として、洗替(オート)は神様みたいな便利な機能です!!

自動で顧客のカードの有効期限を更新してくれるので、入れると入れないとでは売上に大きな差が出ます。

世間の会社がほとんどこの洗替を入れていないのが不思議です。。

私個人もカード期限が切れたという通知があったら、そのまま放置して退会する事が多いので、退会するきっかけを顧客に与えない事が大事かなと思います。