今回はRDSを中心に説明したいので、既にec2にwordrpessはインストール済みでデータベースの設定待ちという状態からスタートします。
wordprssの規模の想定としては1日に100人以下の会社案内のサイトとします。
●まずはRDSサーバーを立てます。
サービス一覧から「データベース」→「RDS」と選択
●次のページで
「データベースの作成」
を選択
●次にMYSQLを選択
●次にMYSQLのバージョンを最新のものを選択
テンプレートは一応wordpressで公開するサイトの設定なので、本番用を選択。
●次の設定です。
インスタンス名識別は自分がわかりやすいものでいいです。
ユーザー名はadmin以外にして下さい。(セキュリティ的に危険なので)
パスワードは適宜設定。
●次にDBのインスタンスサイズを決めます。
ここの判断は難しいですが、こちらのサイトで料金がわかりやすいのでリンクさせて頂きます。
本当にピンキリですが、wordpressなのでそれほど高性能なのはいらないかなと思います。
バースト可能クラスのT系でいいかなと思います。
t3.largeにしておきます。
次にストレージの設定をします。
・まずストレージタイプですが、wordprssなので汎用で大丈夫です。
もう一つの選択の「プロビジョンドIOPS」ですが、これはすごい簡単に言うと一般道路だけで走るか?
混んできたら高速道路も走れるようにするか?
のように考えるとわかりやすいです。
よほどの人気サイトでもない限り汎用で問題ないです。
・ストレージ割り当てですが、会社案内のようなwordpressなら1Gbもいらないです。
会員が数万人いる会員サイトでも10GBはいかないくらいです。
・最後の「ストレージの自動スケーリング」ですが、例えば設定が10GBだけどそれ以上にデータが急速に増えた時に自動で増やすかどうかです。
一般的なwordpressでは必要ないのでいらないです。
●可用性と耐久性
マルチAZというのは一昔前の言い方でのミラーサーバーです。
いざという時にもう一つ同じサーバーを作っておく事が出来ます。
一般的なwordrpessサイトを想定しているのでここもなしにします。
ちなみにこのマルチAZをありにすると料金も倍になります。
●接続
接続は表示されているままで、追加の設定も特に必要ないです。
セキュリティ等をしっかりやりたい場合に必要になります。
●データベース認証、追加設定
データベース認証も追加設定も一般的なwordprssサイト想定なので、特に設定は無しで大丈夫です。
●概算月間コスト
ここまで設定すると月の金額が表示されます。
100ドルなので11000円くらいかな。
一般的なwordpressサイトにしてはちょっと高いですね;
問題なければ「データベース作成」をクリック
●完了!
これで一応データベースサーバーが出来ました。
次はwordpressとつなげてみます。
●ただその前に1点セキュリティの設定を1か所いじる必要があります。
RDS側のセキュリティグループのインバウンドルールにEC2から接続する許可を与えないと接続する事が出来ません。
RDS側のセキュリティグループのインバウンドルールに
・タイプ「MYSQL」
にします、自動でポートの3306は入るので、
・ソース「カスタム」
にして検索窓をクリックするとEC2側のセキュリティグループがあるのでそれを選択して保存して下さい。
●SSHでRDSに入ってwordpress用のデータベースを構築
まずちゃんとec2とRDSがつながったかテストします。
sshでec2に入ってから
mysql -h database-1.cxspzx2hnf9j.us-east-2.rds.amazonaws.com -u admin -P 3306 -p
としてRDSに入れるか確認して下さい。
ホスト名は適時変更して下さい。
成功すると
の表示が出ます。
show databases
でデータベース一覧を見てみます。
まだwordrpess用のデータベースがないのがわかります。
CREATE DATABASE `database-1`;
でwordrpss用のデータベースを作ります。
●それではwordpressのwp-config.phpに書く情報を調べます。
まずはAWSのデータベースの識別子をクリック
●次のページのエンドポイントをコピペします。
このエンドポイントをwp-config.phpのホスト欄に入れます。
エンドポイントをコピペして
↓
DB_HOSTに貼る
DB_NAMEにはさきほどCREATEしたDB名を入れる。
ユーザー名とパスワードも設定したものを貼る。
最後にec2側のドメインからwordpressにアクセスしてみると・・・
成功しました!!!
ec2にwordpressを立ててRDSにデータベース構築に成功!
AWSは色々細かいルールがあるので覚えるのが大変です;
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